プロジェクターを使った撮影は,色温度をチェックする
けんけんです。
セミナー撮影する時に,プロジェクターを使う事は多いと思います。
プロジェクターは,会議室を借りる時にレンタルできる事が多く,セミナーを多く開催する人は購入しても良いでしょう。
今までレンタルを含め,何機種かプロジェクターを使ってきて,不思議に思っていたのが,目で見る時は,色がついていない・・・つまり光の色は白・・・なんですが,ビデオカメラを通すと青くなることが多いことです。
うちで開催しているセミナーは,文字が読めればOKなので,それほど気にせずプロジェクターを購入して2年位そのまま使っていました。(EPSONのちょっと前の機種,EB-W8【PDF】を使っています。
けれども,明るさの調整をしている中,衝撃の事実に気が付いたのでした。
使っているプロジェクターは,色温度を調整できるって事です。
“色温度”は,低い・高いで表現し,赤が色温度が低い色。青が色温度が高い色です。
今までは,青みがかった映像になっていたので,プロジェクターの色温度が高めに設定されていたのでした。(でも,設定では“中”になっており,基本的に色温度が高めの仕様のようです。)
そこを“低”にすると,あれよあれよ,ビデオカメラを通しても青みが消えたのでした。目に見える色は,若干赤みがあるかなと言った感じの変化しかありませんでした。
さて,どのくらい色が変わるのかと言うと,目で見た方が早いので比較してみます。
プロジェクターの色温度設定を“低”にした場合。
以上のように,設定一つで全然画面の色が変わってきます。なので,プロジェクターに色温度の設定がある機種を使っているならば,一度確認することをおすすめします。
(撮影時には,ホワイトバランスを合わせて撮影しています。)
色温度の調整は,良い点ばかりではなく,一つデメリットがあります。それは,色温度を低く設定すると,明るさが若干暗くなることです。
若干なので,設定変更した時には暗くなったなと感じますが,その設定で使っていれば目が慣れてきます。
と言うわけで,プロジェクターの色がちょっとおかしいな?と思った時は,色温度の設定を疑ってみて下さい。
今日はこの辺で。