熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

動画教材を作る為に必要なソフトウェア〜動画編集ソフト・Movie Studio Platinum

動画を撮影して,パソコンに取り込んだ後に必要になってくるのが,

  • 動画編集ソフト

になります。

動画編集ソフトの条件

前回の記事で書いたように,動画データってのは膨大な容量になります。(30分で2GB程度)
なので,そんな巨大データを扱えるスペックのパソコンは最低限必要ではあります。
その次にネックになってくるのが,動画編集ソフトの品質です。

セミナーなどの動画編集になると,1日セミナーであれば,DVD1枚あたり約2時間の動画データを編集します。編集時間は実時間の倍程度かかるので,その間,安定して動画編集ソフトが動く事も大事な条件になります。(編集は休み休みやりますけどね)

そして,編集作業的に必要な事は,動画編集ソフトの動作が軽い事があげられます。
動画データの取込,タイムラインへの挿入,音声レベルの調整,動画データの切断・結合,エフェクトの追加などなど・・・の操作一つ一つが機敏に動いてくれないと,作業効率落ちまくりです。
品質の低い動画編集ソフトだと,この操作中にソフトが落ちたりするのです。(編集データを保存していないと悲劇です。^^;)

そこで動画編集ソフトに必要な条件をまとめると次の3つです。

最後の「レンダリングが速い」ってのは,撮影データを編集して,完成形として動画データを書き出す時の処理を“レンダリング”と言い,その処理時間が速いって意味です。

ここがパソコンの処理性能に比例してくる部分でもあるのですが,ソフトによってビデオカードGPUの支援が使える機能の有無などがあって,動画編集ソフトによって結構時間に差が出てくる部分でもあります。

使ってはいけない,動画編集ソフト

必要な条件が3つ出揃った所で,使ってはいけない地雷ソフトが出てきます。つまり,

ソフトになります。
具体的には,某A社の,プなんとかElementsです。

自分は,動画編集を始めた時,お手本となる人がこのVer.3を使っていたので,同じソフトの方が良いであろうと,使い始めましたのがきっかけです。(同じソフトならば,使い方聞けますしね)

このソフトは,この後数年にわたり,Ver.3 → Ver.7 → Ver.10と使い続けて行きます。

正直,編集中の動作はモッサリしているし,中間ファイル作成に時間がかかるし,しかも良く落ちます!
(なので,つねに編集データを上書きする“Ctrl+s”が習慣になりました。ここだけは良かった点です。)
動画データは大きいし,こんなもんかなと思っていた時代がなつかしいです。

このソフトについては,いろいろあるのですが,長くなるのと,あまりdisるのも何ですので,この辺にしておきます。

今使っている動画編集ソフト

そんな年月を経験して巡り会った動画編集ソフトがあります。
まさしく3つの条件を兼ね備えているソフトです。それは,SONY

  • Movie Studio Platinum

です。(現行のバージョンはVer.13【AA】になります。自分は12を使ってます)
最初に動画編集ソフトを購入する時に,目に入ってはいたのですが,どうも敷居を高く感じてしまって,敬遠していました。今思えばもったいないことしました。

このソフトは,動作は軽いし,中間ファイルを作らないので,動画データの取込も速いです。(作られるのは音声部分のみなので,すぐに終わります)
さらに,レンダリングについては,GPU支援が使えるので,HD画質の動画でも実時間の半分の時間でレンダリングが完了します。
SD画質のMPEG2データであれば,スマートレンダリング機能で,動画データをコピーする要領で数分でレンダリングが完了します。

デメリットがあるとすれば,始めて使った時の操作方法にとまどる点です。
慣れると,キーボードのショートカットキーを駆使して,手足のように動いてくれ,とても快感なのですが,そこまで行くのに,少しだけ練習が必要です。

例えるならば,始めてExcelを使う時に,入門書を読んで一通りの使い方を覚える感じでしょうか。

もう一つの欠点が,解説書が少ない事もあります。
唯一出ているのが,「Movie Studio Platinum 13 らくらくムービー編集入門」【AA】で,自分は,Ver.10を購入した後,すぐにVer.11が出たのでVer.11の書籍【AA】を片手に覚えてゆきました。

そのソフトを使うキッカケは,動画編集スキルを上げようとGoogle検索していた時に見つけたサイトでオススメされていた事です。
セミナーも開催されていたので,参加して実際に操作しながらも覚えてゆきました。

さらに,日本の代理店である「株式会社フックアップ」さんでもセミナーを開催しているので,ここにも参加して覚えました。なにげにオススメです。
リンクは2014/12のものですが,気が付くと更新しているので,サイトを要チェックです。

その他,このソフトの特徴として,本は少ないけどネットの情報が結構ある点もあります。
YouTubeを検索すると,チュートリアルビデオが公開されていたり,wikiなどにまとまっていたりもします。(少し情報古いですが・・・)
その他「movie studio platinum 使い方」でGoogle検索してみると,いろいろ出てきます。

動画編集ソフトをどこで買うか

自分は,ネットでいろいろ検索して,SONYから直にダウンロード購入するのが一番割安だと解り,公式サイトから購入しました。
30日無償でフル機能使える体験版が公開されているので,気になる方は落として使ってみる事をおすすめします。
シリアルを入れないで使うと体験版になるので,購入してシリアルを入力すると製品版として使えます。

その他,AmazonなどでVer.13のパッケージ版も売ってますが,DVDなどの導入用メディアが不要な方はダウンロード版がおすすめです。
結構頻繁に改訂版が公開されるので,DVDで持っていても,あまり意味無いかもしれません。

さらに,一つ前のバージョンにはなりますが,「Movie Studio Platinum 12」を含んだパッケージ(SONY IMAGINATION STUDIO 4.0)がソースネクストダウンロード販売で,2015/2/28まで限定で投げ売りされています

これは,2014/12/31までの限定で販売されいた物と同じです。
期限を過ぎても,また販売されるかもしれませんが,かなり安価ですし,気になる方は購入してもよいかもしれません。最新のVer.13のバージョンUP元としても使えるようです。


今回は,かなり長くなってしまったので,この辺にしておきます。