熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

“ビデオSALON”を買ってみた

20年以上前から存在は知っていたものの,すごくたまに手に取ってパラパラ見る事はあっても,購入することは今までありませんでした。

で,今になって初めて購入した,その理由は,ちょっと気になっている業務用ビデオカメラ“AG-AC90”の記事が載っていたからです。
けれども,お目当ての記事以前に,内容を見てびっくり。

これって,IT雑誌じゃん!

って事でした。
と言うのは,ビデオカメラ業界は,今まで記録メディアは“テープ”だったものが,民生用から始まって,業務用も“メモリ記録”に移行している真っ最中なのです。最新のシネマビデオカメラ「Blackmagic Cinema Camera」なんて,記録メディアが“SSD”ですからね。
なので,今月の4月号の記事の中に,「NASのある生活」なんて記事があったりして,どこかのパソコン雑誌と変わらない内容だったりします。ちなみに,“NAS”ってのは「Network Attached Storage」の略で,ネットワークに接続できるハードディスクのことを指します。

IT系雑誌であれば,「パソコンのデータをバックアップする」なんて内容になるところが,ビデオSALONだと「映像データを共有する」と言った内容に変わるだけで,書いている事は同じです。


仕事でビデオ撮影をすることになってから,映像独自世界の作法やしきたりに悩み,翻弄されながら手探りでここまでやってきましたが,今月の付録の冊子「映像用語の基礎知識 2013」を見ると,ぜ〜んぶまとまってる!(ちょっと,ショック・・・)

ただ,書かれている内容を理解できるのは,今までの獣道を歩いてきたことによって自然と鍛えられたからで,今がベストのタイミングなのかもしれません。

購入にあたって,すぐ読みたかったので検索してみると,なんとこの雑誌には電子版があり,すぐに読み始めることができたのでした。しかも書籍が1,200円の所,電子版は800円!と安価であるのもさすがです。
(けれども,付録の冊子は別売でした。^^; でも170円です。)

それ以外の発見として,『ネット時代の動画活用講座』と言う連載記事があり,セミナービデオ撮影を内製している身としては,とても助かる記事ではありました。(ビデオSALONのYouTubeチャンネルに,連動動画が公開されています。)


高校生の時に写真部。大学生になってパソコン通信を初め,会社員では情報システム部に所属。そして,IT教育会社を経営し,なぜか映像を作る仕事にかかわって,今までの経験が統合されてゆく感じを受けています。


Webの検索ばかりに頼らずに,その分野の雑誌を手に取ればよかったなぁと後悔ではないけれども,遠くを見つめております。

今日はこの辺で。