ライン入力の無いパソコンに,ライン入力を増設する
約2年前に「PCマイク用のマイクロホンアンプ(AT-MA2)を導入しました」と言う記事を書きました。
この時は,デスクトップパソコンを使っており,デスクトップパソコンはインタフェースが豊富なのでライン入力があったのですが,ノートパソコンを利用して収録する必要が出てきて,はてどうしたものかと,いろいろ検索して見つけたのがこちらです。
BEHRINGER UFO202【AA】
アナログのライン入力を,USB入力にする機械になります。
これならば,ライン入力が無いノートパソコンでもライン入力を利用できます。
購入当時は秋葉原に住んでいたので,ラジオ会館2Fの「トモカ電気 プロショップ」さんで購入しました。
Amazonのレビューを見ると,LPレコードをデジタル化する用途で使われている方が多いです。フォノイコライザーが内蔵されているのが理由のようです。自分は,こんな機械でLPレコードからデジタル化してます。USBバスパワーに対応しているので,便利です。
さて,話題がそれましたが,必要に迫られてこの機器を使ってみたものの,良い点が出てきました。それは,音がとても良くなったのです。
理由を考えると単純で,ノイズ出まくりのデスクトップパソコン内でライン入力信号を処理するより,アナログ信号はパソコンの外側で処理し,デジタル信号に変換した後にパソコン内に取り込めばノイズの影響は,ほぼ受けなくなります。
と言うわけで,通常はデスクトップパソコンで収録しておりますが,デスクトップパソコンでもこの「BEHRINGER UFO202」【AA】を使うようになり,かな〜り,音質が向上しました。
音質が向上したおかげで,前回の記事中に書いたCamtasia Studio【AA】の「ノイズ除去を有効にする」機能を使う必要がなくなりました。この機能は,確かにノイズを除去してくれるのですが,大本の音声にも影響が出て,若干こもった音になってしまうのです。(聞き分けると,気になる程度です。)
Windows10でも使えているので,今の機種でもOKです。
また,PCマイクは「SONY ECM-PC60」【AA】から「ECM-PCV80U」【AA】に変更しています。
違いは,「ピンマイク&無指向性」と「ボーカルマイク&単一指向性」になります。
セミナーの収録だと,「ECM-PCV80U」【AA】の方が向いているようです。(お好みでどうぞ!)
一つ注意点があるとすれば,ノートパソコンで利用する場合,USB端子が不足する可能性がある事です。ちなみに,収録で使用したLet's Note MX3はUSB端子が2つしか無いので,USBハブ【AA】を導入しました。^^;
以上,収録機器の追加紹介でした。