熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

撮影機材の詳細〜プロジェクターについて

前回,少しまとめて書いたら,結構な量になって大変だったので,小出しにしてゆこうかと思います。今回は,プロジェクター“だけ”について書いていきます。

●プロジェクター
この機械は,使用するレジュメを投影しながらセミナーを進めることができるので,毎回使用しています。
セミナーの会場によっては,プロジェクターを貸し出している場所もあり,購入しなくても使える場合があります。しかし,セミナーの回数が増えると,購入した方が安上がりになるので,うちでは,何回か貸出をして,使い勝手を確認してから購入しました。
少し前の型ですが,使っているのはこちらです。「EPSON EB-W8」 現行機種では無いので,リンク先はEPSONのプレスリリースのページです。

機種選定のポイントとしては,次の点があげられると思います。

  • ある程度明るいこと
  • 縦・横台形歪み補正ができること
  • HDMI入力があること
  • 色温度の調整ができること
  • 持ち運べる重さであること

●ある程度明るいこと
最近のプロジェクターは,ランプの性能向上で,家庭用のモデルであっても2500ルーメン以上になってきました。
この位の明るさであれば,会場の照明を消さなくても投影させることができます。
また,明るさに余裕があれば,エコモードで稼働させることができ,プロジェクター本体のファンの音を軽減させられます。同時に,投影ランプの寿命も延ばせます。
うちで使っているモデルは,2500ルーメンですが,エコモードで使用しています。
この,ファンの音は,なにげに大きいので,セミナー撮影中の“ノイズ”を減らす意味でも,効果が大きいです。

●縦・横台形歪み補正ができること
セミナー専用の会場であれば,会場内にプロジェクターが天井に設置している所もあります。その場合は,借りて使うのも手です。設営時間短縮に繋がります。
プロジェクターを持参して使う場合は,設置場所によって,投影する映像が斜めになり,この調整に結構時間をとられる事が多いです。
そこで登場するのが,プロジェクターの「縦・横台形歪み補正機能」です。
投影するスクリーンに対して,少し斜めに設置しても,設置場所に制限がある場合でも,投影映像の歪みを補正してくれます。
縦方向の補正機能は,ほとんどのプロジェクターに実装されていますが,横方向の補正は,気を付けていないと実装されていない事が多いです。
うちの機種は,横方向の補正機能が付いていないので,いつも苦労しているので,縦・横両方の補正があると,かなり楽に調整できます。

HDMI入力があること
レジュメを投影するには,パソコンが必要になり,さらに,パソコンとプロジェクターを接続するケーブルも必要です。
プロジェクターには,通常のディスプレイ端子である,D-Sub端子の1.5m位のケーブルが付属してきますが,パソコンとプロジェクターの設置位置を考えると,この長さでは足りません。
そこで,長いケーブルが必要になり,追加で購入しようとすると,結構高価だったりします。(最近は,安価なモデルも出てきているようです。)
そこで,使えるのが,HDMI端子です。最近のノートパソコンであれば,HDMI出力をサポートしているモデルも増えてきており,Mac Book Airでも,変換ケーブルが用意されています。
HDMIケーブルは,HDDレコーダーとTV接続用にも使用されており,汎用品が使えるので,長いケーブルであっても安価に手に入ります。うちで使っているものは,5mのケーブルで,秋葉原の露店で800円位で手に入れました。
HDMI以外でも,USB接続やその他の方法で接続できる場合もあります。

色温度の調整ができること
プロジェクターで投影した映像は,目で見ると普通の色であっても,ビデオカメラを通すと,青みががっている場合があります。
この場合,プロジェクター側で「色温度」の調整をすることで,撮影映像の色を調整することができます。
これは,以前に記事を書いているので,こちらを参考にして下さい。

●持ち運べる重さであること
プロジェクターは,高機能になればなるほど,重量が重たくなってきます。
なので,持ち歩きを考えて,重さも気にしておいて下さい。
ちなみに,うちで使っているEB-W8は,仕様書では2.3kgですが,結構重いです。
車で移動できる場合は,もうちょっと重たくてもなんとかなるかなと思います。


さて,プロジェクターだけをテーマに書いてみましたが,今回も結構な分量になってしまいました。
機材一つとっても,これだけ蘊蓄が溜まるんだなぁと書き出してみて,改めてビックリしてます。

機材については,続きます。