熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

PCマイク用のマイクロホンアンプ(AT-MA2)を導入しました

写真は,購入した「AT-MA2」【AA】のフロントパネルです。
機材紹介の途中ですが,急遽,一昨日の晩に新しい機材を導入したので,その紹介をしたいと思います。

Camtasia Studio 8」【AA】のオーディオ設定が変更できなくなった

PC画面を録画するソフトは,「Camtasia Studio 8」【AA】を使用しています。
つい最近,「8.1.3」から「8.4」へバージョンアップが行われ,記録方式の変更と,Windows8対応の画面レイアウトが余裕あるデザインへ変更されました。

その他の細かい変更点として,バージョン8.1.3までは,Camtasia Studio側のオーディオ設定で,録音レベルの調整ができるようになっていたのですが,8.4からは,新しい記録形式である“TREC”では,オーディオ設定は変更できなくなってしまいました。

PCマイクは,オンボードのマイク入力では若干レベルが低く,Camtasia Studio側でレベルを上げていたのですが,バージョンが上がり,設定変更できなくなったので,マイクのドライバ側で調整する必要が出てきました。

マイクブーストを上げると,ノイズレベルも同時に上がる

マイク入力の設定項目として,「レベル」と「マイクブースト」があります。
「マイクレベル」を上げても足りない時に,「マイクブースト」を使用します。
元々,マイクレベルが足りないので,マイクブーストを“+20.0 dB”にしていましたが,この設定を最大値の“+30.0 dB”にしてPC画面を記録する必要が出てきました。

この設定を行うと,音量は確かに上がるのですが,ノイズレベルも同時に上がってしまい,音の品質が落ちてしまいます。
ただ,Camtasia Studioには,「ノイズ除去を有効にする」と言う素晴らしい機能が有り,ここにチェックを入れるとノイズをほぼ聞き取れないレベルまで下げてくれます。
そして公開したのが,前回紹介した動画になります。

今回公開を予定している動画は30本あり,1日10本づつ撮影&公開を行っている中で,20本公開し終わった後で,今までの動画の音声より無理に設定を行っているからか,音の悪化が気になるようになってきました。

アナログ有線接続がダメなら,USB接続??

困った時のGoogle先生です。とりあえずレベルが足りないので,マイクアンプが必要なのであろうと予想を立てて,アナログ有線だとノイズの原因になるので,デジタル接続の“USB”をからめて検索してみました。検索キーワードは「マイク アンプ USB」です。

ここで出てきたのが,Amazonの広告。人気№1の商品はUSB接続ではありませんが,マイク端子が無い機器に,ライン入力で接続するマイクアンプ「AT-MA2」【AA】でした。

機種名で検索を重ねると,かなりよさげで,自分が使っているPCマイク「SONY ECM-PC60」【AA】と組み合わせて使っている人も多いようです。

思い立ったら吉日なので,もう夕食をとった後で20時を回っていましたが,検索すると在庫があるようなので,少しほろ酔い気分の中,ヨドバシAkibaへお散歩がてら買いに行ったのでした。

接続をマイク入力からライン入力へ切り替える

無事,お目当ての製品を手に入れられたので,さっそく設置&録画テストを行ってみました。
接続は,
 PCマイク → パソコン(マイク入力)
から,
 PCマイク → AT-MA2 → パソコン(ライン入力)
と切替ます。
ネット上での評判通り,音声自体のノイズはほぼ皆無。レベル調整は,ライン入力の設定項目の「レベル」を100%にした後,フロントパネルのゲインコントロールつまみで微調整を行います。

この状態で作成した動画がこちらです。

ノイズレベルの低減と,音声品質の向上ができていると思います。

短い動画であれば,ここまでこだわる必要は無いのかもしれません。
しかし,うちではDVD2〜3枚組の動画教材も同じ手法で作成しているので,長時間聴く事を考慮すると,音声品質は可能な限り上げた方が良いと考えています。

ちなみに,AT-MA2には,パソコンのライン入力に接続するケーブルは付属していませんので,別途用意する必要があります。


正直,音声関連の機材を新しく使う事は想定していなかったのですが,必要に応じて機材が準備されているんだなぁと,音声関連の奥深さを感じたのでありました。