熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

PC画面を録画して,動画教材を作る為に必要な機材 その1

今日,久しぶりにPC画面録画版の動画教材を作成して,YouTubeに公開しました。
こんな感じです。

話しているのは,うちの社長で,編集は自分が行っています。
このように,作業分担すると,負荷少なく動画教材を作ることができます。

さて,今回の記事は,タイトルだけ読むと,ちょっと大変な気がするかもしれません。ただ,セミナーを撮影する方法に比べて,必要な機材はとても少ないです。

起業してからずっと,ビデオカメラでの撮影を続けてきて,前回の記事でPC画面録画の例で出した動画についても,ホワイトボードに紙に印刷した問題をアップで撮影した物を公開していました。(例はこちら。)


PC画面録画の動画教材を作ろうと思い立ったのは,書籍「世界はひとつの教室」【AA】に出会った事が大きいです。
著者のサルマン・カーン氏は,カーンアカデミーと言う学習サイトを運営しています。
ここの学習用動画がほぼ全てPC上に表示された黒板に見立てたお絵かきソフトをタブレットで描いて説明する形式を取っており,「これならば,うちでもできる!」と思い立ったのでした。

そして機材を揃えて,動画教材を公開しています。


さて,前置きが長くなりましたが,必要な機材を箇条書きにすると,次のとおりです。

セミナーを撮影する方法に比べて,「ビデオカメラ」一式がありませんので,かなりコンパクトです。
「動画編集用パソコン」と「トラックボール」については,「セミナーを撮影する場合」と共通なので,ここでは割愛します。
それでは,1つずつ見てゆきます。

●パソコン
PC画面を録画するので,録画元のパソコンになります。
この手法は,一般的には「デスクトップキャプチャー」と言い,画面録画用のソフトは,フリー・有料含めて,各種出ています。うちでは,「Camtasia Studio 8」【AA】と言うソフトを使用しています。録画用ソフトについては,「ソフトウエア」の項で書きますので,ここでは詳細は省きます。

録画元のパソコンは,録画ソフトの稼働条件を満たす事と,レジュメの表示や黒板に見立てたお絵かきソフトが動けば特に高速性は求めません。


●マイク
PC画面を録画する場合は,パソコンにマイクを接続して音を収録する必要があります。
パソコンの機種により,マイクを内蔵している製品もありますが,きちんと収録する為には,外部マイクを別途用意した方が賢明です。

当初,Skype用のヘッドセット付属のマイクを使っていましたが,筐体がプラスチックで,使っているうちに,頭に装着する部分が壊れてしまいました。そして,あまり音の品質が良く無かったので,今ではこちらのマイクを使用しています。

SONY ECM-PC60【AA】

Amazonさんの画像を参照しています。)

ちょっと高価なマイクではありますが,とてもしっかり音を拾ってくれて役だっています。
写真では,マイクスタンドに設置されていますが,ピンマイクとしても使用できます。
Amazonのレビューで「ノイズが多い」と低い評価をしている方が何名かいらっしゃいます。これは,マイクが原因と言うよりは,パソコン自体がノイズの原因になっている事が多いです。
過去に,ノイズで悩まされた経験があり,当時はノートパソコンで収録していたので,ACアダプターを外し,バッテリー稼働で収録した所,ノイズが皆無になった事がありました。

又,使用している録画用ソフトの「Camtasia Studio 8」【AA】には,『ノイズ除去を有効にする』機能があるので,ノイズに悩まされる事はなくなりました。

動画教材にとって,“音”は鬼門なので,ちゃんとしたマイクを使う事をおすすめします。


次は,
●液晶タブレット(又は板タブレット

なのですが,長くなったので次に続きます。