熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

Gmailへメールを転送する2つの方法

けんけんです。

Gmailを使っている人,多いと思います。Gmail開始当初は招待制で一部の人しか使えませんでしたけど,今は誰でも登録さえすれば使えますからね。

さて,Gmailの特徴として,メールボックスが大容量であることがあげられます。これは,日に日に容量が上がっていて,自分が登録した当初は5GBでしたが,今では7.4GBを超えています。
なので,受信しているメールを全てGmailに転送して,メールのバックアップや,メールの一元管理に使っている人も多いと思います。
(2015/01/08追記:2014年中にGoogleドライブと容量が統合され,全体で15GBになりました。)

この「Gmailへのメール転送」は実は2つの方法があったりします。2つの転送と言うか,正確には「転送と受信」なんですけどね。

1.契約しているプロバイダのメール設定でGmailへ転送する方法

ほとんどの人の場合,今使っているメールは,契約しているプロバイダのものだと思います。プロバイダは,Webの画面で,いろいろな設定ができるようになっています。
その中の1つに,「受信したメールの転送設定」があります。この設定を使って,Gmailへメールを転送します。
気をつけなければならない点としては,転送してもメールをメールボックスに残す設定をしておくことです。そうしないと,通常のメーラーで受信した時に,メールが無い状態になってしまいます。通常のプロバイダであれば,「転送してもメールをメールボックスに残す」設定はできると思いますが,フリーメールの代表格「Yahoo!メール」の場合は,残す設定はできないようです。

この方法のメリットは,転送元のメールボックスにメールが届くと,リアルタイムでGmailにメールが転送されることです。そして,SPAMメールの場合は,Gmailの強力な迷惑メールフィルタにより,自動的にGmail側では迷惑メールとして処理されることです。
デメリットとしては,Gmailの迷惑メールフィルタは強力すぎる部分もあって,正しいメールも迷惑メールとしてしまう事が若干ある事です。(専門用語では,このことを「フォルスポジティブ」と言います。)

2.Gmailでメールを受信する

Gmail側で,プロバイダで契約しているメールを受信することができます。これは,Gmailの画面右上にある「設定」の中の,「アカウントとインポート」タブにある「POP3 を使用したメッセージの確認」から設定することができます。簡単に言うと,Gmailメーラーの機能を持たせたような感じです。

この方法のメリットとしては,プロバイダ側でメールの転送設定ができない場合でも,Gmail側でメールを受信することができることです。あと,プロバイダ側で設定する必要が無いので,お気楽に設定できることです。
けれどもデメリットとして,Gmail側でのメール受信のタイミングがGmailまかせで自分で設定できないことです。すぐ受信したい場合の解決策として,さきほど書いた「設定」の「アカウントとインポート」タブの中の「POP3 を使用したメッセージの確認」の中に,「メールを今すぐ確認する」と言うリンクができるので,ここをクリックすればOKなんですが,めんどくさいですよね。また,設定できるメールアドレスの数が5つまでと言う制限もあります。
先日,このPOP受信の間隔が突然長くなったようで,「メールが受信されない!」と言う悲鳴が二カ所から聞こえてきたことがありました。


と書いていて,長くなってしまいましたが,Gmailへメールを転送する場合,可能ならば1.の方法がいいかなと思います。ちなみに,自分は5つのメールアドレスを使い分けており,全てプロバイダ側の設定でGmailに転送するようにしています。

では今日はこのへんで。