熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

田舎暮らしだし,住基カード(マイナンバーカード)が使えない

移住する時のやることの一つとして「住民票の移動」があると思います。

かつて住んでいたのは,秋葉原だったので,台東区役所で転出届を出しに行った時でした。
係の人は,「住基カードをお持ちなら,ペーパーレスで転出できますよ。」と笑顔で勧めてくるので,思わず,「それでお願いします。」と住基カードを出して転出手続きが完了しました。

かれこれ今から6年前の事ですので,当時はまだ『マイナンバーカード』は出ておらず,「住基カード」が活躍しておりました。 2020年以降の現在であれば,この役目を「マイナンバーカード」で行いますので,詳細は公式ページなどでご確認くださいね。

めんどくさかったのは,この後です。

転入先の行政局で「これでお願いします。」住基カードを出すと,焦りだしたのは窓口の人。

「担当が変わったばかりで,パスワードが解らないので,確認します。少々お待ちください。」

転入が4月だったので,タイミングが悪かったのかもしれません。
少々どころか,市役所に電話で問い合わせしています。
数十分待ったあげく,住基カードでの転入処理はできず,市役所から転出届けを作成してもらい,ペーパーレスだったはずが,行政局側で紙で印刷された転出届けを元に転入手続きを行う事になってしまいました。

地方行政のIT化は遅れているとは噂に聞いていたものの,まさか自分の身に降りかかる事になるとは,びっくりでした。

なので,これから地方に移住される方は,転出時にマイナンバーカードで転出手続きをされる方も多いかと思いますが,事前に転入先に連絡して,マイナンバーカードでの転入手続きが可能か確認された方が良いかと思います。

自分が経験した思わぬ移住先での洗礼でした。